-
【三セク協だより第59号掲載】土佐くろしお鉄道㈱の取り組み 〜社員総力で次世代へ〜
土佐くろしお鉄道株式会社
土佐くろしお鉄道株式会社取締役総務部長 松 下 和 清 1.第二の人生のスタート はじめに、私事で大変恐縮ではございますが、令和4年3月に定年という人生の節目を迎え、長年に亘りお世話になった高知県を退職し、同年6月から現職場で第二の人生の再スタートを切りました。 思い起こせば、定年を迎えるにあたり定年後に迫る第二の人生をどう生きていくのかといったような人生設計を具体的に考えることも全くなく定年が訪れた感じがしています。 退職前の比較的に早い時期(私の勝手な感想です)に弊社への再就職を打診されましたが、公共交通業界の知識が乏しい中で、さらに地方のローカル鉄道は、少子高齢化による人口減少やモータリゼーションの進展、また未曽有の新型コロナ禍の影響等により極めて厳しい環境にあることを認識しており、正直、私に務まるのかと憂慮もあり一定の時間をいただいたと記憶しています。 思いがけない再就職先となりましたが、第三セクターの会社として、沿線地域の皆さんの生活の足を確保するとともに、県内外からの観光客等による交流人口の拡大などにより地域の活性化や地域振興に資するという役割を果たすべく微力ながらポジティブに取り組んでいきたいと考えています。 2.東西両線のご紹介 高知県は、四国の南半分の太平洋に面した東西に長い扇形の地形をしており、西に足摺岬、東に室戸岬を有し、海岸線の長さは700㎞超に及びます。また県土の森林の占める割合は全国一位の84%となっています。 ごく簡単なご紹介となりますが、弊社は、県西部に「中村・宿毛線」(通称「四万十くろしおライン」)、県中央部のJR路線を挟み県東部に「阿佐線」(通称「ごめん・なはり線」)と東西両線の運営を行っています。 「中村・宿毛線」は、県西部の日本最後の清流と称せられる四万十川中流域の窪川駅から西へ高低差45mをカバーする全国的にも珍しいループトンネンルを経て海岸沿いを走行し最下流域にある中村駅を結ぶ中村線(43.0㎞)、さらにそこから四万十川を横断し西部に足を伸ばした宿毛市(すくもし)までが宿毛線(23.6㎞)となります。特急あしずり号が高知駅まで、特急しまんと号が高松駅まで相互乗り入れしています。 「ごめん・なはり線」は、日本最後のローカル新線として平成14年7月1日に開通しました。本県東部の南国市と奈半利町を土佐湾沿いに42.7㎞全
-
2024年度 観光列車ながまれ海峡号の予約について
道南いさりび鉄道株式会社
2024年度も沿線の食材や魅力を楽しんでいただく観光列車「ながまれ海峡号」を運行いたします。 なお、運行スケジュールは以下の通りとなります。今年も多くの皆さまのご参加をお待ちしております。 2024年度 運行予定 運行日 2024年5月 25日(土) 2024年6月 8日(土)、22日(土) 2024年7月 6日(土)、20日(土) 2024年8月 10日(土)、31日(土) 2024年9月 7日(土)、28日(土) 2024年10月 5日(土)、19日(土) 旅行代金は、15,900円~19,400円となります。 詳しくはこちらをご覧ください。 ◆お問合せ・予約は下記までお願いいたします。 北海道オプショナルツアーズ TEL011-212-1170(9:30~17:30/土日祝日は休み) 北海道オプションツアーズ『ほっとバス』 (hotbus.co.jp)
-
イベント開催にあわせて臨時列車を運転します!
IGRいわて銀河鉄道株式会社
IGRいわて銀河鉄道株式会社では、チャグチャグ馬コ(滝沢市・盛岡市)及びチャグチャグロックフェスティバル(ツガワ未来館アピオ岩手産業文化センター)の開催に合わせて、臨時列車を運転します。 1.観覧・来場に便利な列車(盛岡~滝沢間一部抜粋)※詳細な時刻はこちら(リンク)をご確認ください。 ■「チャグチャグ馬コ」 2024年6月8日(土)※塗りつぶし部分が臨時列車です。 <モデルコース> 青山町盛岡ふれあい覆馬場プラザ前通り(チャグチャグ馬コ11:10着~11:40発を観覧)…徒歩約10分…★青山駅(12:05発乗車)→盛岡駅(12:10着)…徒歩約10分…材木町商店街(チャグチャグ馬コ12:40着~13:00発) ■「チャグチャグロックフェスティバル」 2024年6月8日(土)・9日(日)臨時列車時刻表 ※滝沢駅~チャグチャグロックフェスティバル会場間はシャトルバスが運行されます。詳細はこちら(外部リンク)にて後日掲載されますのでご確認ください。 2.注意事項 ・チャグチャグロックフェスティバルの帰りは混雑が予想されますので、あらかじめきっぷのご購入をお願いします。・車両の運用や時刻等は変更になる場合があります。 3.列車の運行状況のお問い合わせ先 ■IGRインフォメーションTEL:019-626-9151
-
レンタサイクルの実施について
IGRいわて銀河鉄道株式会社
今年度も一部の駅にてレンタサイクルを実施します。ぜひ、ご利用ください。 ■実施期間 2024年4月12日(金)~12月8日(日)※降雪の状況により期間を変更する場合があります。【実施駅・台数】厨川駅(2台)、滝沢駅(2台)、渋民駅(2台)、好摩駅(2台) 詳しくは、こちら(リンク)をご覧ください。
-
「デジタル鉄印」新デザインの発売を開始します!
IGRいわて銀河鉄道株式会社
IGRいわて銀河鉄道株式会社では、WEBアプリ「鉄印帳デジタル」で発売中の「デジタル鉄印」について、新デザインの鉄印を発売します。現在発売中の盛岡駅限定デザインに加えて青山駅・いわて沼宮内駅・二戸駅の「えきいろ」を使用した限定デザインです。 1.「鉄印帳デジタル」について 第三セクター鉄道等協議会に加盟する鉄道会社の「鉄印NFT」をスマホで簡単に購入できるサービス 2.発売開始日 2024年4月27日(土) 3.新デザイン記帳場所 青山駅・いわて沼宮内駅・二戸駅(各駅にQRコードを設置します) 4.新デザイン 5.記帳料 各550円(税込み) 決済方法は、クレジットカードのみです。 6.その他 鉄印帳に関する詳細については、IGRホームページ(下記QRコード)よりご覧ください。
-
「開業8周年記念!デジタル駅スタンプラリー」実施のお知らせ
道南いさりび鉄道株式会社
道南いさりび鉄道は、株式会社ジェイアール東日本企画が運営する駅スタンプアプリ「エキタグ」参画しておりますが、更なる利用をいただきたく「開業8周年記念!デジタル駅スタンプラリー」を実施いたします。 ◆実施期間/2024年4月26日(金)~2024年5月31日(金) ◆実施概要/五稜郭駅、木古内駅、その他の当社線内の駅1駅の3駅のエキタグスタンプ 獲得でオリジナルデジタルスタンプの「8周年スタンプ」をプレゼントします。 (自動付与となります) ◆デジタル駅スタンプの設置箇所等はこちらからご確認ください。 ◆その他 以前に取得されていても、実施期間内に改めて3駅獲得しなければ、オリジナルデジタルスタンプは取得できませんので、予めご了承ください。 詳しくはこちらをご覧ください
-
ゴールデンウィーク期間中にイベントを実施します!
IGRいわて銀河鉄道株式会社
IGRいわて銀河鉄道株式会社では、ゴールデンウィーク期間中に3つのイベントを実施します。ぜひご参加ください。 ➀4/29(月・祝)「ぎんがくんが盛岡駅にやってくる♪」 ■開催場所 IGR盛岡駅改札前■時間 午前の部 11:30~ 午後の部 13:30~(各回30分)■参加費 無料 ②5/5(日・祝)「キッズなりきり制服撮影会」 ■開催場所IGR盛岡駅改札前■受付時間10:00~14:00■参加費無料※改札内にはいる場合は入場券、または乗車券が必要です。※お子さまのみでの参加はできません。 ➂5/5(日・祝) 「ぎんがくんどーこだ?! IGR MISSION~電車に乗ってコンプリート~」 ■集合場所IGR盛岡駅改札前■受付時間9:30~14:00(所要時間60分程度)■参加費無料※別途滝沢駅までの往復運賃が必要です。※お子さまのみでの参加はできません。
-
【三セク協だより第59号掲載】湯前線開業100周年と、今後のくま川鉄道全線開通に向けて
くま川鉄道株式会社
くま川鉄道株式会社企画営業課長 下 林 孝 【はじめに】 私が、くま川鉄道に入社したのは、平成元年7月3日、今から34年前になります、今では会社の一番の古株ということになります。 当時私がくま川鉄道に入社したのは、開業する直前の7月、あと3ヶ月で開業といったタイミングでしたので、開業に向けての準備が大詰めの段階でした。今考えると凄く大変な時期に入社したのだと思います。 【くま川鉄道 開業】 10月1日の開業日の前日に、車両の運賃箱につり銭を慌てて準備したのを覚えていますが、初運行の当日は新入社員の私に何ができるでもなく、本社でのお留守番という、とても重要な役割を頂きました。今の、私が上司であっても、そのような役割を任せたでしょう(笑) 当時の写真などを見てみると、人吉駅(現在の人吉温泉駅)のホームから出発式を行い、ホームにて式典やくす玉割りなどが行われ、当時の社長(人吉市長)が先頭になり、地元高校生の吹奏楽の演奏を奏でながら開業を祝う、数百人の関係者の方々によるパレードが行われました。今考えるとパレードで祝うような事業は、そうあるものではありません。それくらい、くま川鉄道の開業は地域をあげて大きな事業であったのだと思います。 【くま川鉄道の歴史】 くま川鉄道は、平成元年10月に開業するまでは九州旅客鉄道湯前線、その前は国鉄湯前線として運行しており、通算すると今年2024年、令和6年3月30日に100周年という記念すべき日を迎え、とても歴史のある鉄道です。 湯前線についてお話しいたしますと、1924年、大正13年3月30日に日本国有鉄道(国鉄)湯前線として63年間運行した歴史がありましたが、第三次特定地方交通線として一旦は廃線がきまり、昭和62年の国鉄分割民営化のタイミングで、2年間の短い期間でしたが、九州旅客鉄道にて運行され、その際に地域では本当に廃線か存続かの議論が行われました。まだまだ地域の足として必要であるという理由から、第三セクター方式のくま川鉄道として存続することが決定しました。 湯前線開業100周年事業を進めるにあたり、当時の事を調べていくと、知らなかった事をいろいろと知ることができました。この鉄道は近隣の山々から切り出された木材を運搬する目的のために開業した鉄道で、その前は球磨川の急流を利用して木材を運搬していた時代もあったようですが、安全面
-
三陸鉄道 開業40周年記念 特設サイト公開中です
三陸鉄道株式会社
特設サイトでは、開業40周年記念イベントなどをご紹介しています。 三陸鉄道開業40周年特設サイト(リンク)
-
「きたいわてぐるっとパス」デジタルチケットを発売します!
IGRいわて銀河鉄道株式会社
IGRいわて銀河鉄道株式会社(代表取締役社長 鈴木敦)では、現在発売中の「きたいわてぐるっとパス」について、スマートフォンアプリ「RYDEPASS」でデジタルチケットを4月18日から発売開始します。きっぷについてくわしくはこちらをご確認ください。 ■アプリのダウンロードスマートフォンアプリ「RYDE PASS」のダウンロードはこちら・App Store はこちら(外部リンク)をご確認ください。 ・Google Play はこちら(外部リンク)をご確認ください。 ご利用方法については、RYDE株式会社のホームページ(外部リンク)をご確認ください。