北近畿タンゴ鉄道株式会社は昭和５７年９月２２日に宮福鉄道株式会社という名称で設立され、当初は宮福線（宮津・福知山間 30.4㎞）の運営を担っていました。
その後、大正１３年から昭和７年にかけて開通した旧国鉄宮津線（西舞鶴・豊岡間 83.6㎞）も運営することとなり、商号を現在の北近畿タンゴ鉄道株式会社に変更しています。
平成２７年３月に鉄道事業再構築実施計画の認定を受け、同年４月からはWILLER TRAINS株式会社が運行事業を行い、北近畿タンゴ鉄道株式会社が施設の保有・管理を行う上下分離方式を採用し、「京都丹後鉄道」（丹鉄）の愛称で運営しています。
| 社名 | 北近畿タンゴ鉄道株式会社 |
|---|---|
| 愛称 | 京都丹後鉄道（丹鉄） |
| 所在地 | 〒626-0047 京都府宮津市字外側2500番地2 |
| 営業開始日 | 1988/7/16 |
| 公式サイト | https://trains.willer.co.jp/ |
| 公式SNS |
「宮舞線」は、京都府宮津市と舞鶴市を結ぶ、路線距離24.7kmの路線です。丹後神崎駅から丹後由良駅間には、大正時代に造られた全長550mの赤褐色の「由良川橋梁」が架かっており、水面からわずか3mほどの高さを走行するため、まるで水面の上を走っているかのような絶景を楽しむことができます。また、丹後由良駅から栗田駅間の車窓からは奈具海岸を見ることができ、海の京都ならではの絶景を堪能いただけます。
「宮豊線」は、京都府宮津市から与謝野町・京丹後市を経由して兵庫県豊岡市までを結ぶ、路線距離58.9kmの路線です。路線内には、日本三景のひとつ「天橋立」（最寄り駅：天橋立駅）や、日本の夕日に選ばれている「夕日ヶ浦」（最寄り駅：夕日ヶ浦木津温泉駅）など人気の観光名称があります。夕日ヶ浦木津温泉駅構内には、天然温泉の足湯「しらさぎの湯」があり、旅の疲れを癒すことも出来ます。
「宮福線」は、宮津市と福知山市を結ぶ、路線距離30.4kmの路線です。海沿いを走る宮舞線や宮豊線とは異なり、車窓からは四季折々の美しい山々や田園風景の自然豊かな絶景をご覧いただけます。「大江駅」では、駅の売店で地元の特産品の購入ができるほか、「大江山の鬼伝説」にちなんで全国の鬼を愛する人たちの手によって作られた鬼瓦公園があります。
