平成筑豊鉄道は旧国鉄の第三次特定地方交通線の伊田線・糸田線・田川線を引き継ぐ第三セクター鉄道として、平成元年10月1日に開業しました。開業後は新駅の設置、列車本数の増発など、地域の鉄道としてサービス向上を図る一方、ワンマン運転の実施、特殊自動閉そく化などで合理化に努め、経営基盤を確立しました。また、まくらぎオーナー、つり革オーナー、ネーミングライツ、ラッピング車両、車両運転体験など先進的な増収策に取り組んできました。平成31年からは観光レストラン列車「ことこと列車」の運行を開始しました。
HEISEI CHIKUHO RAILWAY平成筑豊鉄道株式会社


COMPANY会社概要
| 社名 | 平成筑豊鉄道株式会社 |
|---|---|
| 愛称 | へいちく |
| 所在地 | 〒822-1201 福岡県田川郡福智町金田1145番地2 |
| 営業開始日 | 1989/10/1 |
| 公式サイト | https://www.heichiku.net/ |
| 公式SNS |
RAILWAY路線情報
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伊田線
伊田線は直方~田川伊田間の16.1kmで、田川地区で産出される石炭を、若松や戸畑の積出港へ輸送するために、明治26年筑豊興業鉄道により開業した路線を起源とします。その後、九州鉄道を経て明治32年には全線開業、明治44年には全線複線化され、国有化されました。エネルギー革命により沿線の炭鉱がつぎつぎと閉山となった昭和40年代以降、石炭輸送の使命は終わりましたが、平成16年までは、金田に接続する専用線からセメント貨物の発送がありました。沿線は宅地化が進み、炭鉱の面影は感じられませんが、遠賀川(嘉麻川)を渡る重厚な鉄橋や、福智山を見上げる絶景ポイントがあります。
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糸田線
糸田線は金田~田川後藤寺間6.8kmで、明治30年開業の豊州鉄道と、昭和4年開業の金宮鉄道に起源を有する2つの路線をつなげたもので、網の目の様に引かれたかつての運炭路線を象徴する存在です。金田で伊田線に接続し、一部の列車は直方まで乗り入れます。沿線は宅地化が進み、地域の足として利用されています。
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田川線
田川線は行橋~田川伊田間の26.3kmで、田川地区の石炭を苅田港に輸送するために、明治28年豊州鉄道により開業しました。将来の輸送力増強を見越し、複線規格で計画されましたが、ついぞ実現することはなく、九州鉄道を経て国有化されました。石炭輸送が衰退後も、転換直前まではセメント輸送が残り、昭和49年までSLが活躍していたことで有名です。沿線には開業時からのレンガ構造物や、九州最古の鉄道トンネルが残り、古い木造駅舎の油須原は里山の原風景と相まって人気です。令和に改元されて初めて開業した鉄道駅・令和コスタ行橋も話題になりました。
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門司港レトロ観光線
門司港レトロ観光線は九州鉄道記念館~関門海峡めかり間の2.1kmで、もともとは門司港から延びていた貨物線でした。貨物廃止後、北九州市が門司港レトロ地区活性化のため、旅客線化し、平成21年から週末を中心にトロッコ列車を運行しています。当線は平成12年の改正鉄道事業法で新設された特定目的鉄道事業許可の第1号となったほか、開業時から上下分離がなされ、北九州市が第三種鉄道事業者として車両・線路・施設を保有し、当社は第二種鉄道事業者として運行を受託しています。平成16年まで金田から発送していたセメント輸送の終点がこの貨物線だったこともあり、浅からぬ縁といえます。







































